海老名 個別指導| 暗記ができない!
2020/10/12
早速ですが……。
「暗記で苦しんでいる人、いませんか?」
よく「暗記はくり返しが大切!」「短期間に何度もくり返そう!」
……と言われます。
たしかにそれはその通りです。
基本的に暗記が苦手な人は、くり返していない人が多いです。
「何回くり返せばいいですか?」という質問もよく受けますが、
その答えは「覚えるまで」です。
しかし……。
「くり返しているのに覚えられない!」という人もいます
(ただ、最低でも5回はくり返しましょうね。高校受験では数十回、
大学受験では100~150回くり返すことも珍しくありませんよ!)。
そういう人は、
「きちんと覚えたという感覚を身につけましょう!」
暗記が苦手という人は、きちんと覚えるという状態を意識できていない人が多いです。
そのため、「なんとなく覚えた」という状態で満足してしまうのです。
興味のないものって、毎日見ているものでも覚えられませんよね。
毎日見ているのだから、かなりの回数を見ているはずです。
それなのに興味がないと覚えていないと思います。
つまり、単に回数をこなせば良いというものでもないのです。
「くり返せば覚えられる!(キリッ!)」という人は、
覚え方を知っている人なのです。
そこで暗記が苦手な人は、
最初は5個くらいからでもいいです。
その5個に関しては、「完璧」にしましょう。
「完璧」かどうかは、次を基準にしてみて下さい。
(1) 英単語・漢字・用語などの単純暗記事項
① 問題(意味)から答え(用語)を即答できる(1秒以内に答えられる)。
② 答えから問題を答えられる。
③ 3日後でも思い出せる。
*最低でも①はできるようにしましょう!
(2) 数学や理科(物理など)など解き方を覚えなければいけない事項
① 問題を見た瞬間に使う公式など、解くのに必要な知識が思い浮かぶ。
② 人に解き方を説明できる。
③ 3日後でも思い出せる。
*最低でも①はできるようにしましょう!
これが、「きちんと暗記できた」という状態です。
次は少しずつ一度に覚える量を増やしてみましょう。
きちんと「暗記できた状態」を理解できれば、
くり返すときに意識・感覚が違うはずです。
そうすれば、「くり返せば覚えられる」というレベルにたどり着けると思いますよ!
参考にしてみて下さい!
では、また。