海老名 個別指導| 神奈川県公立高校入試、これからの勉強方法
2020/01/23
さて、いよいよ神奈川県公立高校入試(2月14日)まで、明日でちょうど3週間前になります。
ここからは計画や方針なしに勉強するのは、非常に危険です!
そこで、残りの3週間で何をするべきなのか、書いてみます。
まず、現在塾などに通っている人は、まずはその指導に従って下さい。
塾などでは、計画的に授業を行っていますので、
まずはその計画通りに“しっかり”こなすことが、なによりも大切です。
塾に通っていない人、もしくは塾に通っていてもどうしていいかよくわからない人のために書いてみます。
ちなみにこの記事を読んでくれている人たちは、いろいろな志望校の人たちでしょうから、ひとまず偏差値55くらいの高校(中堅校レベル)を目指している人を対象に書きます。
まず、過去問や模試で正答率の高い問題、具体的には正答率50%以上の問題を確実に解けるようにしましょう。
特に去年の英語ですが、正答率50%以上の問題をすべて正解できると58点が取れました。英語の平均点は、49.8点ですから、余裕で平均点を超えます。おそらく偏差値60に近いと思います(ちなみに正答率40%以上の問題をすべて正解できると、67点でした)。
科目によっては、正答率50%以上の問題だけでは平均に届かない科目もありますが(去年だと数学と社会です)、全科目で50%以上の問題をすべて正解できると合計291点となり、合計の平均点263点を余裕で超えます。
偏差値55の高校であれば、内申点にもよるかもしれませんが、勝負できると思います。
次に内申点が少し厳しい人や正答率50%以上の問題をクリアできた人は、正答率40%以上の問題をすべて正解できるようにしましょう。あまり時間などに余裕がない人は「得意科目は40%以上の問題も正解できるようにして、苦手科目は50%以上の問題を正解できるようにしよう!」…という方針でもいいかもしれません(ただし、内申点が少し厳しい人は40%以上の問題は解けるようにしておいた方がいいと思いますよ!)。
少なくても、間違えた問題すべてを同じように復習するのは、効率が悪いと思います。
特に去年の数学は、正答率1.7%、2.1%、2.4%の問題(もはやサイコロを振った方が正解する可能性が高いレベル……)も出題されており、このような問題の復習に時間を使うのなら、正答率の高い問題の復習に時間を使う方がいいと思います。
ちなみに問題ごとの正答率は、市販の過去問集にも載っていますし、
神奈川県のホームページでも確認できます。
神奈川県のホームページのリンク、貼っておきますね。→ コチラ
模試などの正答率は、模試の成績表に載っていると思います。
たとえば、正答率50%以上の問題は赤色、40%以上は黄色などのように問題番号にラインを引いたり印をつけておいて、まずは赤色の問題を確実に解けるまで繰り返す、次に黄色の問題を確実に解けるまで繰り返す…のようにやっていくと良いと思います。
それ以外の単元は、簡単な問題が出れば解ける程度にしておけば良いと思います。
具体的には基本的な問題集をくり返し解いておきましょう。
長くなりましたが、最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
もちろん、その年の倍率や問題の難易度、さらに内申点によって必要な点数が上下すると思うので、「これで絶対合格できます!」とは言い切れませんが、優先順位としては間違っていないと思います。もしよかったら参考にしてみて下さい。